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音部記号を使いこなす

音部記号とはト音記号とかヘ音記号のことです。この音部記号は五線上で音高を定めるためのものです。記号によって五線上の音符が表す音程が違います。

よく知られているのはト音記号とヘ音記号です。ト音記号はト音(つまりG)を定める記号で真ん中へんの渦巻きになっているところの線上がト音(G)になります。同じようにヘ音記号はヘ音(F)を定めます。点々の間の線上がヘ音(F)になります。それぞれアルファベットのGとFを図案化したものらしいです。見えなくもないですかね。

この他にハ音記号というのもあります。これはその名の通りハ音(C)を定める記号です。やはりアルファベットのCを図案化したもので記号の真ん中を通る線上がハ音(C)になります。

ハ音記号のハ音(C)はト音記号のト音(G)の下のハ音(C)、ヘ音記号のヘ音(F)はそのハ音(C)の下のヘ音(F)です。音部記号は音域を表しているので本来オクターブが違っていたら間違いです。

主な記号はこの3種類ですが実際はこれらを応用した記号がたくさんあります。特によく使われるのはハ音記号でアルト記号、テノール記号、ソプラノ記号、メゾソプラノ記号、バリトン記号があります。それぞれハ音(C)の位置をズラしてその名のように声の高さに合わせて読みやすい譜面を作るために考案されたものです。この中でもアルト記号(ビオラなど)、テノール記号(バスーンなど)は楽器によってよく使われます。他は現代では特殊な譜面にしか書かれていないので読める必要はないと思います(大学のソルフェージュの授業ではソプラノ記号などを読まされたりしてました)。

ト音記号、ヘ音記号にも種類があってト音記号にはフレンチバイオリン記号が、ヘ音記号には低バス記号というのがあります。

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