※このページは古い記事です。最新のFinaleには応用できないこともありますのでご了承ください。


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パート譜作成

そしてできたパート譜がこれです。

ウェブ上では先の例のほうが大きくて見やすい感じがしちゃいますがどの譜面でも適応できる設定ということではこちらの例のほうが優れています。しかしこれでもまだまだなのでここから手動で調整していきます。めんどくさいですが美しい楽譜のためには手を抜けません。

まずは発想記号ツールで発想記号の位置を調整します。これはほとんど見た目重視で調整します。選択した後[Shift]キーを押しながらドラッグすれば上下左右にまっすぐ移動できます。スラーなどの変形図形もこのとき調整してしまいます。

この曲は1ページしかないのでページ番号はテキストで削除します。パート名は複数ページがある場合は選択コピーして2ページ目以降に表示の設定でページ上部に加えます。さすがにページ下部が空きすぎなので組段マージン編集で2段目以降の組段間の距離を2cmにしました。

最後の組段が4小節しかないなどバランスが悪いので3段目の最後の小節(17小節目)の小節の属性で段の先頭小節にするをチェック、さらに6段目の最後の小節(34小節目)を段の先頭小節にします。

今回の譜面は長休符がありませんがあるときは一つ一つ小節ツールから長休符→編集で小節の幅を設定します。小節の幅の基準などは特にありませんが長休符はどのくらいの休みがあるのか視覚的に判断できなくてはいけないので長い休符はより広く、短い休符はそれよりは狭く設定します。大体でいいと思います。

最後にタイトルと作者名が小さいので今回は新たに大きめの画像を用意して貼りなおしました。ちなみにWindowsメタファイルで作りました。そして出来上がったのがこちらです。他のパートも同様に作ります。大変ですががんばりましょう。

パート譜作りの段階で編曲を見直すこともあると思います。そんなときはくじけずにスコアとパート譜を何度も行き来して修正しましょう。

完成した譜面の完全版は楽譜ライブラリーで無料公開しています。スコア、パート譜に加えスケッチとピアノ原曲の譜面もセットになってます。

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