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交響曲(第1番) 変ホ長調 K.16　どんな曲？

この交響曲はモーツァルトがわずか8歳のとき、イギリスのロンドンにて書かれました。

父レオポルトの病気

そのころ、息子ヴォルフガングを連れ、ヨーロッパ各国を旅していたレオポルト・モーツァルトは旅の疲れからか病気になってしまいました。

その病気は重かったと言われています。モーツァルト一家は療養のためにロンドン中心街を離れ、テムズ川を少し上流に行ったところにあるチェルシー村へと移りました。

そこではヴォルフガングは二ヶ月ほどピアノに触れませんでした。そこでヴォルフガングは暇な(?)時間を作曲をして過ごしたのでした。

そのときに書かれたのがこの交響曲変ホ長調 K.16です。

姉ナンネルが後年書き記したところによりますと、最初の交響曲はトランペットとティンパニを使った曲だそうです。

しかし！このK.16にはトランペットもティンパニも使われていません。これはいったい?

そのためK.16が本当に第1番なのかはいまだ謎ですが、モーツァルトが8歳のころに書かれた交響曲であるということは間違いないようです。

こんな曲です。一度聴いてみてください！