音楽用語辞典

3連符が音符2つ分の長さに3つの音を均等に入れるのに対して4連符は音符3つ分の長さに4つの音を均等に入れること。

よくあるリズムを例にとってみましょう。下の譜例では3/8拍子の八分音符3つ分に八分音符が4つ入っています。

これは次の譜例のように4/4拍子の四分音符に直しても考え方は同じです。

そして次のように連符を使わずに書くこともできます。よく見て実際の音の数と長さを比べてみましょう。同じ長さの4つの音になっています。

これを元の3/8拍子に戻してみる。すると…

のようになります。これらのリズムは

と同じです。

このように4連符は書き換えができます。そしてこれは音符の単位や拍子、テンポが変わっても同じです。

正確にリズムをとるにはリズムを分割して考えてみるのもいいでしょう。

うまくリズムがとれない時はタイを取ってメトロノームで1拍40ぐらいの遅いテンポで練習し正確にできるようになったらタイをつけましょう。

他にも2連符、3連符、5連符、6連符など様々ある。