Je te veux ~for Brass Quintet~
金管五重奏
作品データ
1900年に作曲されたシャンソン。※1
元々は歌曲集『ワルツと喫茶店の音楽』のうちの1曲で、作詞はアンリ・パコーリ。 現在ではサティ自身によるピアノ独奏でよく知られている作品。
この作品は、当時のフランスで"スロー・ワルツの女王"と呼ばれていた人気シャンソン歌手のポーレット・ダルティのために、アンリ・パコーリが詩を書き、サティが曲を付けたシャンソンである。
タイトルの『Je te veux』は「あなたが欲しい」という意味だが、実は男性版と女性版の2種類の歌詞が存在する珍しい歌曲でもある。
女性版では「私の言いなりになりなさい」、 男性版では「僕を支配してくれ」と訴えている。
優雅なメロディーからは想像できないほど、思いの外に過激で官能的である。
※1.中世の吟遊詩人をルーツとした歌曲と、フランス語の歌曲の総称。
